コロナ明けで、堰を切ったように旅人が数を増しています。
京都とか、東京浅草などは海外からのお客様も混じって大混乱になってるとの風の便りが聞こえてきます。
そんな人混みを避け、のんびりと旅が出来たらいいなあと
山陰の出雲を「ばたでん(一畑電車)」で巡る旅はどうかなあと調べてみました。
一畑電車にはの出雲の歴史や文化を感じる見どころ一杯
陰暦10月には、日本中の神様が出雲に集まる言われる神様の国出雲
きっと神話にまつわる様々な情報が溢れているとワクワクしています
きっと神話にまつわる様々な情報が溢れているとワクワクしています
- 出雲大社:
日本最古の神社のひとつで、縁結びの神様として有名です
毎年10月には全国の神々が集まる「神在月(かみありづき)」の祭りが行われます
一畑電車の出雲大社前駅から徒歩約5分で参拝できます - 島根ワイナリー:
日本初のワイン用ブドウが栽培された地で、現在でもワインが生産が続けられています
見学や試飲も可能で、レストランやショップもあります
一畑電車の出雲大社前駅からタクシーで約10分の距離です - 一畑寺(一畑薬師):
臨済宗妙心寺派の寺院で、目の病や子どもの無事成長などに霊験あらたかな仏様として信仰されています
平安時代に、盲目の母親と暮らす漁師の与市が海から金色に輝く薬師如来を引き上げたことが始まりだそうです
与市はこの地にお堂を建てて出家し、一畑寺を開きました
山頂までは1200段余の石段が続きます。
山頂からは宍道湖や大山などの眺望が素晴らしい - 康国寺:
室町時代に建立された名刹です
7代藩主松平不昧公の庭師・沢玄丹が築いた庭園は必見です
四季折々の花や紅葉を楽しめます
一畑電車の国富駅から徒歩約30分 - 宍道湖:
日本で7番目の大きい湖で、豊かな自然で溢れています
湖岸には水族館や公園などの施設があります
一畑電車は湖を眺めながら走っていきます
松江は島根県県庁所在地で水と歴史に恵まれた魅力溢れる街
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国宝松江城:
日本で12基しか残っていない天守を持つ城で、2023年に国宝に指定されました
城内からは、中海や宍道湖などの水の景色が一望できます - 堀川めぐり:
松江城を中心に巡る堀川は、江戸時代から残る水路です
和船に乗っての堀川をめぐりは、城下町の風情や歴史的建造物を楽しめます - 出雲そば:
日本三大そばのひとつと言われる出雲そばは、松江の名物料理です
薄く切ったそばを小さな器に盛り、出汁や薬味をかけて食べます
一度に3つの器が出されることが多く、食べ終わるとおかわりが出されます - 怪談のふるさと:
松江は、怪談作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が住んでいたことで知られています
八雲の「耳なし芳一」や「細長い鼻」などの怪談は、松江の民話や伝説に基づいています
松江では、怪談をテーマにしたイベントやツアーも開催されます
一畑電車のユニークなサービスを利用しよう
- レール&サイクル:
自転車を折り畳まずに電車の中へ持ち込めます
自転車で観光地を巡ることができます
一畑電車の全区間で利用でき、持ち込み料金は片道一律320円 - デハニ50形体験運転:
昭和4年に作られた日本最古の一畑電車「デハニN50形53号」の運転体験ができます
雲州平田駅の構内にある専用コースで電車を動かします
体験運転参加者には、修了証と一畑電車フリー乗車券が贈られます - 手荷物託送サービス:
一畑電車では、各有人駅の間で手荷物の託送サービスを行っています
身軽に出雲の旅を楽しんでいただこうとの企画です
託送料金は10kg以下で680円 - ファミリーパスポート制度:
通勤定期券をお持ちの方が、土曜・休日にご家族と電車をご利用される際、家族は全区間を200円で乗車できます
小児の利用では、事前に申請すると通勤定期券所持者の同伴なしでも利用できます - パーク&ライド:
一畑電車の駅付近の指定駐車場に無料で車を駐車し、車と電車を乗り継いで移動出来る便利な制度です
一畑電車の路線図
- 北松江線
電鉄出雲市<-->出雲科学館パークタウン前<-->大津町<-->武志<-->川跡<-->大寺<-->美談<-->旅伏<-->雲州平田<-->布崎<-->湖遊館新駅<-->園<-->一畑口<-->伊野灘<-->津ノ森<-->高ノ宮<-->松江フォーゲルパーク<-->秋鹿町<-->長江<-->朝日ヶ丘<-->松江イングリッシュガーデン前<-->松江しんじ湖温泉 - 大社線
川跡<-->高浜<-->遙堪<-->浜山公園北口<-->出雲大社前
一畑電車を利用した、「出雲大社 <<-->> 松江」の、
島根、宍道湖の旅をご案内いたしました。
いい旅をお楽しみ戴きますように。
一畑電車株式会社
最後に皆様にご利用いただきました一畑電車の概況をご紹介
- 一畑電車株式会社は、北松江線と大社線の2路線を運営
1914年(大正3年)に一畑軽便鉄道として出雲今市(現・電鉄出雲市)から平田(現・雲州平田)間が開業
一畑口から松江温泉(現・松江しんじ湖温泉)、出雲大社前まで延伸
1930年(昭和5年)全線電化
2006年(平成18年)一畑電気鉄道から分社 - 一畑電車の会社概況は以下の通りです
所在地:島根県出雲市平田町2226(雲州平田駅構内)
資本金:1億円
代表者:代表取締役社長 福富茂人
主要事業:旅客鉄道事業
従業員数:73名
営業区間:
・北松江線(松江しんじ湖温泉駅~電鉄出雲市駅)
・大社線(出雲大社前駅~川跡駅)
運行距離:42.20km
駅数:26駅
保有車両:20両
年間輸送人員:140万人