待ちに待った「ポケトーク」と説明書を上田チャンが持ってきてくれました。
「しばらく使わないから使ってていいよ!」との有難い言葉を残して上田チャンは帰っていきました。
上田チャンに感謝しながら
ポケトークの取り扱い説明書を開いてみました。
ごく平凡な12ページの取説です。
ポケトークは小いさいのでボタンの数が制限されるのか
「タッチ」「ダブル・タッチ」「深押」と3パターンが設定されているようです。
これに電源ボタンの3秒押しが加わりますが、これですべての操作を行います。
充電は、USBケーブルをPC等に接続して行いますが、ACアダプターは本体に含まれていません。
初期設定や、言語選択等はポケトークの取説を読んで理解できましたが、
実際の使用方法についての説明が見当たらないようです。
実機を手にする前は、自動的に話されてる言語を自動認識して翻訳すると思っていたが、実際は右又は左のボタンを押して「はい、話してください」のように
手で開始をボタン押して翻訳を開始させる仕組みになっているようです。
実際のポケトークを使えるいいチャンスを貰ったので
ポケトークを日本語教室に持ち込んで日本語学習者を相手に試してみました。
今回は、英国人、中国人、マレーシア人の日本語中級者を相手と使ってみて、翻訳の精度なんかを聞いてみました。
「まあまあじゃないの」
「発音もう少しだね」
「いけると思うよ」
「・・・・」
とまあ合格のレベルでした。
「ポケトーク ほしいと思う?」と聞くと
「そうね・・・
日本に来たばっかりの頃だったら欲しいと思ったかもしれないけれど
もう今はねェ」
と日本語中級者の方々らしい答えが返ってきました。
「もしこのポケトークを差し上げたら使いますか?」と聞くと
「はじめは使うだろうけど、まどろっこしいからすぐ使わなくなるよ」
とごもっともな返事が返ってきました。
日本語初心者はポケトークに頼りっきりになるかもしれませんが、ある程度自由に日本語を使える外国人には必要ないし、むしろ会話の邪魔になるようです。
英語なら英語、中国語なら中国語を学習するのが最善ではないでしょうか。
次回は日本語初級者の方々とポケトークを使っての勉強をしてみたいと思います。
日本語初級者の方々のポケトークへのコメントが楽しみです。
ポケトークの詳細は => http://pocketalk.jp/
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