このあいだ アルツハイマー病 の治療薬の可能性を聞いたが
じじい属には可能性では遅いのだ。
狂、明日に手に入れたい薬だから
早いとこ、開発、販売を始めてもらいたい。
昔、昔、
あや子おばさんが近所に住んでいた。
そのおばさん、
いわゆる痴呆症だったのだが
70過ぎても足腰丈夫でしょっちゅう外出していた。
昼に、夜に、我が家にひょっこり顔を出しては
もにゃもにゃと言って帰っていっていた。
そこまでは大した問題じゃなかったが
行方知れずになる頻度がふえてきたのである。
家族は必死に心当たりを探し回るが見つからない。
そうこうしている内に、
警察から連絡がはいり隣の町の警察署まで引き取りに行った話が聞こえてきた。
その後の話は進学のために東京に出てきたので聞いていない。
やがて、ジジイになったころ
友達の奥方が痴呆症になったとの話を聞かされた。
この奥様も健脚だったので
大坂の警察から、保護したから引き取りに来てくれ」と
真夜中に電話がかかってきたこともあったそうだ。
もちろん、地元の警察に捜索願を出して
自身も心当たりを探し回って疲れ果てていたから
大坂からの連絡にほっとしたと語ってくれた。
そんなこんなで
自分だけは決して痴呆症にはならないと誓ってはみるが
こればっかしは、誰も保証できない。
さて話は変わるが、
痴呆症程ではないが最近探し物をする回数が増えてきた。
この間は、電車の網棚に鞄をのっけたまま下車してしまい
慌てて駅員に探してもらった。
近くの駅まで引き取りに行ったが、
照れくさいことこの上なかった。
重要な書類が入っていたので
見つかってほっとしているところだ。
家に帰って家族にこの話をすると
「これからは鞄に鎖をつけて繋いでおかなきゃあね!」
とからかわれる始末だ。
後日談だが
「忘れ物防止タグ」なる摩訶不思議なものを
息子がプレゼントしてくれた。
ちっちゃな「電子荷札」で少しでもスマホと離れたら
教えてくれる優れものだ。
便利だけど
もう網棚に鞄を載せることは出来ない。
載せた途端にアラームが鳴ってしまうからだ・・・・
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