老人と暴走くるま 左足ブレーキの勧め

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非常に残念ですが
老人による自動車事故が増えているようです。

認知症、疾患、アクセルとブレーキの踏み間違いなどによる
事故の増加は本当に困ったものです。

この間は
左足ブレーキのお話をしましたが

今日「ITmedia ビジネスONLiNE」に
興味深い記事が掲載されていましたので
皆さんと共有できたらと思い掲載しました。

アクセルと踏み間違えない「左ブレーキ」が、普及しない理由

 ゴールデンウィーク中、70代の女性が軽自動車で病院の待合室に突っ込んで13人がケガするという事故が大きく報じられた。
 女性の供述からアクセルとブレーキの踏み間違いの可能性が高いということで、ネット上では毎度おなじみの「こういう暴走老人は免許を取り上げろ!」「高齢者は自動ブレーキ付きの車以外は乗れないようにしろ!」なんて声があがっている。
 気持ちは分かるが、クルマは地方で生活するシニアにとってなくてはならない「足」だ。
危ないからといって取り上げれば別の問題が発生する。
一方、「自動ブレーキ義務化」も仮にスムーズに行なわれたとしても、それが全国のシニアたちのマイカーに導入されるまではかなり時間がかかる。
 もっと実効性があって、手っ取り早い対策はないものか。
なんてことを漠然と考えていたら、知人のシニアドライバーから興味深いアイディアが提案された。
 「同じ足でアクセルとブレーキを踏むからこういう事故が起きてしまう。
高齢者になったら左足でブレーキ、右足でアクセルという動作をすれば、踏み間違いなど絶対にありえない」
 ご存じの方も多いだろうが、一部のドライバーの中にはこのシニアのように「左足ブレーキ」を実践している方たちがいるのだ。
 確かに、高齢者の踏み間違い事故の多くは、ブレーキだと勘違いしてアクセルを踏み、前に進むのでパニックになってクルマを止めようとさらに力強くアクセルを踏み込むという負のスパイラルに陥って人や建物へ突進する。
「左足ブレーキ」ならば理屈上こういう事態は起こらない。
 「おいおい、F1やゴーカートじゃないんだから」と失笑する方もいるかもしれないが、実はこの「左足ブレーキ」は30年以上前から一部ドライバーたちから支持されてきた知る人ぞ知る「踏み間違え対策」なのだ。
●AT車の歴史は、踏み間違い事故の歴史
 マスコミが、高齢ドライバーの踏み間違い事故があると鬼の首を獲ったかのように大騒ぎするので、高齢者特有のものだと勘違いしている方も多いかもしれないが、オートマチック車(以下、AT車)の普及が始まった時代から老いも若きもこの手の事故を頻繁に起こしている。

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